5月28日 新専攻設置記念シンポ「インタラクション2046 〜メディアサイエンスがつくる新たな体験・知能・文化」

      2016/05/21

明治大学大学院 先端数理科学研究科 先端メディアサイエンス専攻設置記念シンポジウム

「インタラクション2046 〜メディアサイエンスがつくる新たな体験・知能・文化」

2016年5月28日(土)15:00 開演(14:30 開場)
明治大学中野キャンパス5階ホール 入場無料

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2046年。物質・情報も区別がつかないほど、自然とテクノロジーが調和し融けている未来。

ロボットや3Dプリント技術によって、日常生活はまるで画面のように書き換え自由となり、バーチャルやリアルという言葉すら、なくなっている。

人類の「感覚」やその概念も大きく変容し、そのためのコンテンツも、今とは違うものになっているだろう。本シンポジウムでは、「2046年におけるヒューマン-コンピュータインタラクション」をテーマに、30年先を見越した研究・産業・教育・文化のあり方を、先端の研究者たちが語る。

18:00~ 懇親会(明治大学中野キャンパス1階食堂)

■申し込みフォーム■
※懇親会は未成年の参加を考慮し、ソフトドリンクとお菓子のみを用意させていただきます。明治大学中野キャンパス周辺には飲食店がたくさんありますので、一通り交流いただいた後は、お店のほうに流れていただければと思います。
お酒などを提供しない代わりに、参加費は無料とさせていただきます。参加は無料ですが、参加可能人数に制約があること(先着順とさせていただきます)と、参加人数把握のため懇親会への参加申し込みを下記よりお願いいたします。

【講演者プロフィール(登壇順)】

宮下芳明(明治大学)

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 教授。専門はヒューマンコンピュータインタラクション,エンタテインメントコンピューティング。人間の表現能力を拡張する研究を通じて「表現の民主化」に取り組んでいる。著書『コンテンツは民主化をめざす―表現のためのメディア技術』(明治大学出版会)。来年度より明治大学大学院 先端数理科学研究科 先端メディアサイエンス専攻に所属予定。

五十嵐健夫(東京大学)

2000年、東京大学大学院においてユーザインタフェースに関する研究により博士号(工学)取得。2002年3月に東京大学大学院情報理工学研究科講師就任、2005年8月より同助教授、2011年5月より教授。IBM科学賞、学術振興会賞、ACM SIGGRAPH Significant New Researcher Award, Katayanagi Prize in Computer Science 等受賞。ユーザインタフェース、特に、インタラクティブコンピュータグラフィクスに関する研究に取り組んでいる。

稲見昌彦(東京大学)

東京大学 先端科学技術研究センター 教授 。1999年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士(工学)。東京大学助手、MIT CSAIL客員科学者、電気通信大学教授、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授、東京大学大学院情報理工学系研究科教授などを経て、2016年4月より現職。超人スポーツ協会共同代表。著書に『スーパーヒューマン誕生!』(NHK出版新書)がある。

落合陽一(筑波大学)

1987年東京出身。メディアアーティスト・筑波大学助教・デジタルネイチャー研究室主宰・VRC理事。筑波大学でメディア芸術を学び東京大学で学際情報学の博士号を取得(学際情報学府初の早期修了者)。2015年より筑波大学に着任。コンピュータと人の新たなる関係性を実証するため実世界志向コンピュータグラフィクスやヒューマンコンピューテーション、アナログとデジタルテクノロジーを混在させたメディアアート表現などを用いて表現活動を行っている。World Technology NetworkよりWorld Technology Award 2015, 情報処理推進機構よりスーパークリエータ/天才プログラマー認定など、受賞歴多数。講演活動や研究のアウトリーチ活動に加え、企業・アーティストとのコラボレーション作品・展示を発表し国内外で注目を集めている。

梶本裕之(電気通信大学)

1998年3月東京大学工学部計数工学科卒業. 2003年3月同大学大学院情報理工学研究科システム情報学専攻博士課程退学. 博士(情報理工学). 2001年4月日本学術振興会特別研究員.2003年4月東京大学助手. 2006年9月電気通信大学助教授. 2007年4月同准教授. 触覚ディスプレイ,バーチャルリアリティシステムなどの研究開発に従事.

後藤真孝(産業技術総合研究所)

1998年早稲田大学大学院 理工学研究科 博士後期課程修了.博士(工学).現在,産業技術総合研究所 情報技術研究部門 首席研究員 兼 メディアインタラクション研究グループ長.IPA未踏IT人材発掘・育成事業PM等を兼任.日本学士院学術奨励賞,日本学術振興会賞,科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞,星雲賞等,43件受賞.音楽情報処理の研究を24年間推進.

寺田努(神戸大学)

1999年大阪大学院工学研究科博士前期課程修了.2000年同大学院博士後期課程退学.同年より大阪大学サイバーメディアセンター助手.2005年より同講師.2007年神戸大学大学院工学研究科准教授.未踏クリエータ,さきがけ研究員,英国ランカスター大学客員研究員など兼任.ウェアラブルセンシング技術の理論および応用の研究に従事.

渡邊恵太(明治大学)

1981年生まれ。明治大学総合数理学部 先端メデイアサイエンス学科 准教授。シードルインタラクションデザイン株式会社代表取締役社長。 2009年慶應義塾大学政策メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。知覚や身体性を活かしたインターフェイスデザインやネットを前提としたインタラクション手法を研究。近著に『融けるデザイン ハードxソフトxネットの時代の新たな設計論』(BNN新社、2015)。来年度より明治大学大学院 先端数理科学研究科 先端メディアサイエンス専攻に所属予定。

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