堀部貴紀さん(先端メディアサイエンス学科3年)が音学シンポジウム学生優秀発表賞を受賞しました

   

Otogaku2020-0607

2020年6月6,7日にオンライン開催された「音学シンポジウム2020」にて,先端メディアサイエンス学科3年生,森勢研究室所属の堀部貴紀さんが投稿した研究論文「『転声こえうらない』利用者の基本周波数分析」が,音学シンポジウム学生優秀発表賞を受賞しました.本研究はGREE VR Studio Labでのインターンシップで得られた成果です.

【研究内容】
汎用性のあるボイスチェンジャーを作るためには,多くの利用者の音声を収集する必要がある.転声こえうらないはブラウザ上で動作するボイスチェンジャーサービスであり,現在までに数万単位のユーザに利用されている.本研究では,収集された音声の基本周波数(F0)や信号対雑音比(SNR)の統計データを計測し,利用者層と収録環境がどのように分布しているかを示した.今後は,それらの結果から,実用的なボイスチェンジャーを作るための声質の統計データ解析など,より詳細な音声分析を実施していく予定である.

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