ホーム > 記事 > 広報雑誌「明治」に紹介記事 2012/10/31 2020/06/06 広報雑誌「明治」に,総合数理学部 先端メディアサイエンス学科の紹介記事が掲載されました.[PDF] (前略) そしてこの構想は、皆様から多くの支援を受けながら成長し、ついに学部教育としての道を開くこととなりました。いよいよ「先端メディアサイエンス学科」の誕生です。 それでは、これまでにない特徴を多く秘めたカリキュラムをご案内しましょう! 先端メディアサイエンス学科の大きな特徴は、「人間」に着目していることです。ハードウェア・ソフトウェアを後から使いやすくするのではなく、最初から人間を中心に据えてシステムを構築する「インタラクションデザイン」、人間の特性について探求する「認知科学」など、これまでの工学的教育カリキュラムでは珍しい科目がカリキュラムのひとつの中核を担っています。 プログラミングについても斬新なカリキュラムを導入しています。「エンタテインメントプログラミング演習」は、プログラミングに必要な基礎知識や技能を身につける前に、プログラミングの楽しさや達成感を体験することを意図した演習です。 こののち、「コンテンツ・メディアプログラミング実習ⅠⅡⅢ」等の実習科目でプログラミング能力を高めます。また「ユビキタスコンピューティング」「ウェブコンテンツ」など情報技術を網羅的に学ぶと同時に、「音響・音声処理」「映像・画像処理」など、システムとメディアを表現する仕組みも学んでいきます。 学科の大きな目玉、それは「1年生からのゼミ配属」でしょう。研究の世界に入学直後から飛び込める学科は、なかなかあるものではありません。大概のカリキュラムでゼミ配属が3〜4年次であることを考えると、先端メディアサイエンス学科の卒業生は、修士課程の院生よりも長く研究の世界に触れていることになります。また、教員との距離、研究室間の距離を縮め、イノベーションを促進する工夫として、中野キャンパスでは研究室と実験室を互い違いに配置しています。 「先端メディアサイエンス学科」では、「未来をつくり上げる活動そのものが学問」なのです。時代の変化から生まれたこの新学科は、時代を変化させる研究拠点になっていくことでしょう。 B! LINEへ送る - 記事